MixCloudのサブスクリプションモデルへの変化 〜ワーナーミュージックとライセンス契約合意〜
個人的に、SoundCloudと普段からよく併用しているのですがMixCloudがワーナーミュージックと契約して、サブスクリプションモデルに変化するようですね。
SpotifyやApple Music、AWAなどのストリーミングサービスとは異なり、DJミックスやミックステープなどにフォーカスしてサービスを展開するMixCloudがどのように定額制サービスを展開するかは、非常に興味深いです。
ニコ・ペレス(Nico Perez)が、MixCloudを「コンテンツクリエイターや番組制作者、DJたちに収益が分配できる定額制サービス」として提供できるように展開するよう構想していますが、音楽業界のロイヤリティ問題へも貢献してほしいと考えています。
音楽に限らず、コンテンツの無料化の流れは進んでいると思いますが(本、映画などふくめ)”キュレーター”の役割もより重要になってきたとも感じています。
MixCloudで多くのポッドキャストを配信するDJが、ユーザーの心を動かすセレクトを行っているように、単なる”パーソナライズ化されたレコメンド”サービスだけでなくキュレーターが活躍できるような、プラットフォームが今後ますます盛り上がってくれることを期待してます。
<参考>
Mixcloud and Warner Music Group announce direct licensing deal (Mixcloud)
Mixcloud Celebrates 1 Million Curators Milestone, And What It Means (Mixcloud)
Take a look at the new and improved Mixcloud (Mixcloud)
Mixcloud strikes music streaming deal with Warner (FT.com)